日本・タイの長所を学び合い、
多職種共同でコミュニティヘルスの改善を目指す教育モデルの構築

Building an educational model for improving community health through collaborativelearning:The Japan-Thailand Multidisciplinary International Consortium
「地域と国際」医療フォーラム

多職種による協働ガバナンスの手法を用いた問題解決

日タイ共に抱える少子高齢化に伴う問題は、新型コロナウイルスへの対応を含め喫緊の課題です。地域の健康問題に対しては、地域包括ケアシステム、介護保険、在宅医療、リハビリテーション等、地域全体での多職種による取り組みが求められています。タイでは医療と保健担当の職員が兼務していることに加え、ヘルスケアボランティアが充足しており、地域医療保健の場において包括的な住民への支援、サポートを実現しています。
本プロジェクトは、日タイ共通の地域医療の社会課題 ①医療収益、皆保険制度 ②在宅医療、訪問看護、介護 ③生活習慣病 ④予防、リハビリテーション ⑤感染症診療、教育に関し、多職種による協働ガバナンスの手法を用いた問題解決を目的とし、日タイの大学、地域の病院関係者、NPO法人のスタッフが集まり問題を話し合い、視察、研修を通して学びあい、新しい価値観を構築します。


日本の地域医療の魅力と難しさ:「地域全体を診る」

子供から大人まで地域の健康を守る地域医療は楽しく、やりがいがあります。一方で少子高齢化や過疎化、医療従事者の不足、病院の収益など、地域医療を継続するには様々なハードルがあります。

国際医療の魅力と難しさ:「海外で困った人を助けたい」

多くの医療従事者が夢を持っています。医療協力や国際保健、研究や教育等、医療従事者が海外で働く様々な枠組みがあります。

国内外の医療をつなぐGlobal General Physicianの取り組み

「日本でも海外でも」,困っている人を医療面からサポートしたい。そのためには国内、海外のキャリア作成が必要となります。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

COVID-19の流行と共に世の中は変わりました。日本、海外共に活動が制限され、「地域と国際」医療の取り組みも見通しが難しくなっています。